20090714

かっこよすぎる。。。


やっぱり職人ってかっこよすぎる。






昨日のカンブリア宮殿を見てそう思った。伝説の時計職人「松浦敬一」。彼にはなんともいえない魅力があった。確かに修理に出すより新しいものを買ったほうが安く上がる場合がある。けど、人間誰しも長年使っていれば愛着が湧く。物との縁もあるけれど、それとの思い出も捨てがたい。






自分は割りと裕福な家庭に育ち、欲しいものはある程度手に入れてきた。でも何の気なしに買ったわけではないけれど、なかなか物にあふれすぎてすべてを大切に出来てない気がする。折角、買ってあげてもそれをほったらかさせたら、そりゃ買ってくれた人も悲しいだろう。私の母はあまり裕福とはいえない家庭で育ち、盆正月といわれるような時にしか欲しいものは買ってもらえなかったけど、それがとても嬉しかったと言う話を昔何度か聞いたことがあるが、そんな母を少しうらやましいなと思った。だからこそ、その物を大切に出来るんだろうなと、幼い私は思った。




欲しいものは何でも手に入るこの時代だからこそ、一つを長く持つことが見直されてる気がすると村上龍さんが言っていたけど、そうだとわたしも思う。

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